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同人に役立つ知識や情報をまとめていきます。
さあ、実際にファンレターを書こう!!





ここでまず気をつけなきゃいけないのは
ファンレターを書く人にとって、
その書き手さんが
「どういう立ち位置にいる人なのか」
です。
何度か一緒にお食事にいったりしていて、タメ口がきける「友人ポジション」なのか。
何度かお会いしていて、お互いにお名前(ペンネーム)が一致するぐらいなのか。
SNSでは繋がっているけど、あんまり交流がない、のか。
SNSでつながってるけど一方的なのか。
ただの読者のひとり、なのか。
それをぼんやりと、でいいので頭の中で立ち位置を考えておきましょう。
というのも、「友人ポジション」の人が
「あのシーンよかったよ~~!!」とタメ口のちょっと慣れた文章を書くのはアリでも、
SNSで一方的にフォローしてるだけの人がやっちゃうと、「距離ナシさん」認定されます。
もし、自分がどの立ち位置にいるかがわからないようなら、短く丁寧に、がいいと思います。
上にいくほど砕けた文章が許されると思って差し支えはないと考えられますが、
基本的に丁寧な言葉遣い、内容であれば問題は起きづらいんじゃないでしょうか。


どれぐらいの分量を書けばいいと思う?
初めてのファンレターとか、ネットで数回リプライなどで会話をしただけ、とか
「まだまだ距離は遠いなぁ」という方は、
あまり長文を書かないほうがいい、と思います。
というか、便箋5枚以上は、あまりお勧めしません。
相手にとって重く感じて、場合によっては怖がられます、から。
感想ってね、「花束」なんですよ。
初めてで100本のバラとかびっくりしちゃうでしょ(笑)
数本の小さな花束から始めましょ、っていうことです。
あれもこれも、書こうとしなくていいんです。
一回のファンレターで言いたいこと全部吐き出す必要もありません。
ついあれもこれもと詰め込みたい!というひとは、ホント気を付けてほしいです。
好きな気持ちを伝えているのに、気持ち悪がられちゃったら意味ないんですから。
逆に伝えたいことはあるのに、なんて書いていいのかわからない!という方は、
・SNSで日頃作品を投稿している方なら
→〇〇(SNS名)で、度々作品を拝見しています、とか
・SNSでフォローさせていただいているなら
→〇〇(SNS名)でフォローさせていただいております、とか
・前回本を買わせてもらっていたら
→〇〇(イベント名)(通販なら通販サイト名)で本を買わせていただきました! とか
から書き始めてみましょう。
要は、作品をみた「きっかけ」から書き始めるとスムーズだよ、という話なんですよね。
そこから具体的な「作品」の感想を書く流れが出来るので。
あとは、その作品から受けた印象、感動したポイントをいくつか書く。
ここで気を付けるのはあまり「自分の解釈を押し付けない」ことです。
現国の授業でさんざんやりますよね、「作者の気持ちを考えましょう」って。
あれ、難しいですよね。
難しいんですよ、作品に込めた作者の想いを「正確にくみ取る」のって。
このシーンって××ですよね!
ここのセリフって△△なのがよかったです!!
あまり踏み込み過ぎると、書き手の方は「そんな考えは込めてないけどナァ」って
好意を伝えるはずが、ズレが起きちゃいます。
長文を書くのをおすすめしない理由の一つでもありますけど……
深く掘れば掘るほど、そのズレが起きやすくなりますから、ほどほどに、ということなんです。


ファンレターに書かないほうがいいことはある?
あります。
それは「〇〇を書いてください!」と要求をすること。リクエストね。
もちろん、「これからもたくさんの作品をみたいです!」とか
「次のイベントも必ず買いにきますね!」とかぼんやりしたものなら大丈夫。
でも、「学生パロが読みたいです」とか「女体化が似合うと思うんです!」とか限定したものは、
書いたほうは軽く考えて、実現したらいいなあぐらいのものでしょうが……
これを受け取った書き手さんは困ります。
むっちゃくちゃ困ります。
最悪、むしろそれを「書かないようにする」ことになります。
そのネタを書いてしまうと、いちファンの要求を「聞いた」「応えた」ことになってしまうからです。
それを避けるには、そのネタを「書かない」ことにするしかありえません。
あと、「プレイべート」に関することも書くのはやめましょう。
書き手の方のプライベートもそうですし、あなたのプライベートも書かないこと。
最悪、相手の方は執筆をやめてしまいます。


パソコンで書いて、プリントアウトしたのじゃだめ??
いいと思います。
ただコピー用紙などにプリントアウトするのは味気ないので、
色のついた紙や、柄のついたものを使うといいでしょう。
フォントは凝りすぎると読みづらいのでほどほどにどうぞ。
デザイン紙などで検索するとこういうのが出てきますよ。    
デザインペーパーとかもいいですが、両面デザインだとせっかくの文章が読みづらくなってしまうのと、
インクジェットプリンターでの出力に適さないこともあります。
ご注意くださいね。

ファンレターに返答は返ってくる??

基本的にファンレターに返答は返ってきません。
一方通行なものです。
特にファンレターを複数もらうような大手の方は一律で返事をかかないことがあります。
SNSなどで写真がアップされて、それをお礼のかわりに、とすることも多いです。
なので、返信用の封筒や切手などを同封するのはやめましょう。
返事を要求、督促しているようなものなので。
返答をもらったとしても、そのことをSNSなどで自慢するのはやめましょう。
上記のように基本的に返事は返ってきません。
それでも返事をしてくれたなら、それは書き手さんの好意です。
実は全員に返答を返しているタイプのひとかもしれませんが、
特にそのお手紙が嬉しかったから、とこっそり一部の方だけに返していることもあります。
その時「返事をもらった~!」なんてつぶやいたら。
貰ってない人が怒っちゃうかもしれません。
争いの種になりそうなことはすべきではありません。


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